
宇佐神宮の奥宮である大元神社には拝殿はあるが本殿はない。これは拝殿裏の鳥居より奥が禁足の地としての霊地である。「禁足の地」にある三個の巨石が神体となっているためである。
鎌倉時代の『八幡宇佐神宮御託宣集』には、巨石とともに講堂・鐘楼なども描かれているが、現在は建物の位置を示す石垣などが残るのみである。毎年4月29日には山開きを兼ねた「大元神社大祭」が催され、多くの参拝者で賑わう。
宇佐神宮本殿東側の大尾山上には大尾神社が鎮座している。神護景雲元年(767)より13年間、八幡神はこの神社に鎮座していた。和気清麻呂が神託を受けたのはこの時期であった。そのため清麻呂を祭神とする護王神社が菱形池中の島に造営され、昭和の造営で大尾山の中腹に移されている。
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