
2012年01月07日
第五高等学校(現熊本大学)の教授であった漱石は、一八九九年(明治三二年)の正月、冬休みを利用して、宇佐神宮に参詣し、八句の俳句を残しています。
一月一日(日)に熊本を出発。鳥栖、博多を経てその日は小倉に宿泊。そして二日目の午後、豊州鉄道終点の宇佐駅(現在のJR柳ケ浦駅)で下車してから歩いて宇佐神宮へ。初詣の後は再び四日市まで歩き一泊しています。
三日は耶馬溪の羅漢寺、四日は守実温泉、五日は日田、そして六日は久留米を経て熊本に帰っています。漱石三二歳の宇佐神宮参詣旅行でした。
日本人の心のふるさと宇佐神宮では、古くから参詣に訪れた人々が短歌や俳句を詠んでいます。神苑を画する寄藻川の堤に、四季折々歌碑や句碑を設けることにしました。
宇佐神宮の自然や歴史とともに文学もお楽しみください。
